FURUTA’S VOICE | 弁護士法人ふるた法律事務所

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吉田寮

先日,京都大学の吉田寮(1913年建築)を見学してきました。

まるで,昭和にタイムスリップしたような雰囲気でした。
壁には張り紙などが多数あり,中庭には鶏が放し飼いされており,老朽化が進み歴史を感じる建物でした。しかし,空気感はすっきりしており,「生きている建物」だと感じました。

月約2500円の家賃という激安ぶりに驚きましたが,学生たちが自由に楽器の練習をしている様子は微笑ましさを感じました。頻繁にお笑いライブや演奏会が実施されているようです。

本日,そんな吉田寮の寮生の一部に対し京都大学が立ち退きを求めた裁判の第一審判決が京都地裁でありました。
裁判所は,現在入寮してる17人の内14人について明け渡しを認めず,寮生側が一部勝訴したようです。
先日見学したばっかりだったので,注目していた判決です。
なお,1日200円で宿泊できるとのこと。
(宿泊してみたいと思うが,勇気が必要と感じたふるた)